8/31_午前10:30
@沢田家、綱吉の部屋
宿題終わってる組:ごくでら(勉強教えてあげる係)、つなよし(場所提供)
宿題終ってない組:(教えてもらう係)、やまもと(教えてもらう係)
★とりあえず勉強するか
「もう諦めるしかないと思うのよね、あたし」
「いやいやいやっ諦めちゃダメでしょ!っていうかしょっぱなから何言ってんの?!」
「いや、諦めが肝心って言うじゃん。ツナ、諦めようぜ」
「使うところ間違ってるよ山本!しかもそんな爽やかな笑顔で言わないで!」
「あ、いいこと思いついた!隼人はもう全部終わってるでしょ?」
「はいっ!完璧ッス!」
「ま、まさか……っ!」
「写させて」
「もちろんッス!さっ、どうぞさん!」
「の為にならないからやめて獄寺くん!!」
「わりーな獄寺、感謝するぜ!」
「山本ォオオォ!!」
「テメーには写させるかっ!この宿題はさんに写していただくためにやったんだ!テメーの為じゃねー!」
「獄寺くん初めからそのつもりで宿題を?!ちょっと!おまえまさかこの展開を予想していて宿題やらなかったんじゃないだろうなっ!?」
「あは、せーかぁい」
「そんな可愛く言ってみたって……だ、ダメ、だからね……!」
「何揺らいでんだダメツナ」
「あ、リボーンくん!今日もクールだねっ!」
「あたりめーだ、オレを誰だと思ってんだ?」
「なんか和んじゃうのやめろー!!っていうか山本と獄寺くんは何小学生みたいにノートの取りあいっこしてんの恥ずかしい!!」
「えー、だってコイツがノート貸してくんねーんだもん」
「だからこのノートはさんの為のノートであってテメーの為のノートじゃねーっつってんだろうが!!」
「っていうかそうしてる間に宿題をやればいいと思うのはオレだけなのか……?」
「そんなことないわ綱吉。あたしもさっさとノート写したいから」
「写すんじゃなくて自分でちゃんと解けよ!!」
「えええええ」
「おいっ、リボーンもなんか言ってやれよ!オレに7月中に宿題終らせたようにさ!」
「ま、宿題出さないからって死ぬわけじゃねーしな」
「だよねー!えへっ、さっすがリボーンくんって話が分かるなぁ」
「ちょっ、てんめぇリボーン!!オレには宿題出さなきゃブッ殺すっつっただろーがぁあ!!」
「あははっ、怒りのあまりキャラおかしくなってんぞ、ツーナっ、と!ノート借りるぜ獄寺ぁ」
「がっ!山本テメッ、ノート返せゴラァぁああ!!」
「あっはっは!取れるもんなら取ってみろよ!!おまえの身長が届かねーだろうがな!」
「てっ、てんめえええええええええ!!!!」
「あっちょっと武ィ!先に写すのあたしー!!」
「うるっせぇええええ!!テメェら宿題やる気ねぇなら帰れェエエエェ!!!!!」
★キレた綱吉が怖かったので、とりあえず大人しく宿題することになりました
8/31_午後1:34
@沢田家、綱吉の部屋
「てかさー、結局獄寺の写してんだけじゃん。ズルくねー?」
「どっかの野球バカと違ってさんには宿題なんざ必要ねーからいーんだよ!」
「なぁー、オレにも写さしてくれよー、獄寺のノートー」
「ええ、どうしよっかなぁ……」
「えっ?!さんっ、まさか山本にオレのノートを貸すつもりですか…っ!?」
「貸してほしくないの?」
「い、いえっ、いやっ!お言葉ですけど、そのノートはさんの為につくったわけで、」
「ふふ、それで?」
「で、ですからっ、その、」
「そういう公開プレイはどうだっていいからとっとと宿題やれっつってんだろ!!」
★また綱吉に(キレver)に怒られたので、ちょっとだけ自重することになりました
8/31_午後2:19
@沢田家、綱吉の部屋
「ふー、これであとは英語だけかー。あーあ、疲れたぁ」
「疲れたってお前獄寺くんのノート写しただけだろ!……ったく、ちゃんと自分でやれよなー」
「さんっ!肩でもお揉みしますか?!」
「ちょ、獄寺くん甘やかさないで!ただでさえ宿題写さしてもらってるんだし、」
「そうそう、ってことで獄寺、肩もみよろしく」
「っんでオレがテメーの肩なんざ揉まなくちゃなんねーんだあ゛ぁ?!」
「とりあえず山本は黙って手を動かしてて!君が加わると余計話がややこしくなるから!」
「あっはっは、なんか今日のツナすっげーズケズケもの言うのなー。結構傷つくんだけど」
「それよりお腹空かない?もう2時半なるじゃん!ねえツっくーん、お腹すいちゃったなぁ」
「ふおっ!ちょちょちょ、顔近い!近いよ!!」
「ええ、何照れてんのー?あたしとつなよしの仲でしょー?」
「いやいやいやっ!何っ?!宿題ちゃんとやれって言ったから怒ってんの?嫌がらせなのっ?!」
「もうっ、そんなわけないでしょー?アレッ、もしかしてツっくんたらそういうプレイがお好みー?」
「ー!!!!おっ、女の子がそんなこと言っちゃダメだろうがぁああ!!!」
「あっはっは!ツナー、マジでキャラちげーぞー」
「あっ、じゃあオレなんか買い行ってきますよさん!」
「おいおいちょっと気まずいとか思ってんだろ獄寺。で自分だけ逃げようってハラだろ獄寺」
「ちっげーよ!つーかなんでテメーはんな涼しい顔であんなはっ、破廉恥な会話聞いてんだバカがァアア!!」
「あっはっはっ!わりーわりー、こういう破廉恥系?オレ大好物だから!あっはっは!」
「やぁだ、たけしのえっちー」
「そりゃ褒め言葉ってモンだぜー」
「うわあああああやめろおおおおおおおおお!!!!」
「じゅじゅじゅじゅうだいめえええええオレはコンビニ行ってきますねえええええええええ!!!!」
「ちょ、獄寺くっ……獄寺ァアァ!!テメー何自分ひとりだけ助かろうとしてんだ自称右腕だろうがぁああああ!!!!」
★どうにもならなくなったので、とりあえず獄寺が買ってきた弁当を食い、そして死ぬ気で宿題を…
8/31_午後6:27
@沢田家、綱吉の部屋
「なんとか終わったね!」
「だからお前は写しただけだろっ!自力で終わらしたのは山本だけじゃん」
「だよなー。オレ何気えらくね?なんか結局オレかっこいい感じで終わる系じゃね?」
「あはは、途中何度かPTAが黙っていないような発言かまさなきゃね!」
「まじで今日のツナってば辛口なのなー」
「ツーっくん、今日は場所提供と鋭いツッコミありがとー。じゃ、そろそろ帰るね!」
「ほんとオレが死ぬ気で宿題終らせたってこれじゃあね……ってオレの夏休み最終日乱すだけ乱して用済んだらさっさと帰るのかお前!!」
「さんっ!オレがご自宅までお送りします!」
「ちょっと何自分だけおいしいとこもってこうとしてんの獄寺くん。さっきオレを見捨てたくせに」
「んじゃ間を取ってオレが送ってくってことで!」
「それもちげえだろうがああ!!」
「、帰るよ」
「恭弥さぁんっ!窓から迎えに来てくれたんですかぁ?」
「うん。……で、宿題は終わったんだろうね。僕が教えてあげるって言ったのに、それを断ってこいつらの所へ行ったんだから」
「え…、……おまえ……」
「ま、まさか夏休み最終日を……」
「オレ達と過ごすために……?」
「ふふ、さっ、きょーやさん帰りましょっ!今日バイクですか?」
「どうせ海行きたいとかなんとか言い出すと思ったからね。ついでだ、海へも連れてってあげるよ」
「恭弥さんだいすきっ!ってことだから、お邪魔しましたー。帰るねっ!じゃまた明日ー」
★雲雀とが出ていったのち、しばし沈黙
「……いやいやいや感動するとこじゃないだろ!夏休み最終日オレらと過ごすならもっといい過ごし方があったんじゃないの?!」
「あっはっは!結局おいしーとこは雲雀にもってかれちまったのなー」
「でっ、でも10代目!野球バカはともかく、10代目とオレは今日1日さんにしっかり尽くしたじゃないスか!」
「……部屋貸したりノート貸したりね!」
「そうです!ですから非常に有意義な1日だったじゃないですか!!」
「あっはっは獄寺って頭いいフリして実はただのバカだろ?アホだろ?」
「んだと?!野球バカはさんになんもしてさしあげれなかっただろうが!!」
「いや、山本は損してないし、オレら3人の中では一番マシだよ獄寺くん」
「お前らはに利用されただけだもんな!」
***
……なんか、色々ちがいますよね……!!
libro様に捧げます!